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左官工事業の1人親方とはどんな仕事なのでしょうか。
左官工事とは壁を手作業に塗る工事のこと。
左官工事業は一人親方にとって、どんな仕事なのか、その年収と年収アップ方法は?そして左官工事業の一人親方にとってのメリットやデメリットはどんなものがあるでしょうか?
左官工事業の一人親方ってどんな仕事?
左官工事業は、一般的に左官と呼ばれます。
左官とは簡単にいうと、壁を塗る職人さんのこと。
一般的な住宅や商業施設では、壁を塗ることはせず、壁紙を貼って終わりです。なんと言っても簡単でかつ安く機能も不満のないレベルだからです。
しかし土系のものやコンクリート系のものをコテで塗り、手作業で装飾をした壁は質感がまるで違いますし、室内の湿度のコントロールや、ハウスシック症候群の原因となるホルムアルデヒドもありませんので、健康志向の高まりと共に増えてきています。
住宅はもちろん内装にこだわる商店や飲食店などの内装で活躍できます。
すべて手作業により行うため、熟練した技術が必要です。現在でも親方と弟子の関係が続く建設業と言えます。
左官工事業の年収は?
とび工事業の年収の平均は380万円(2018年度)です。
月給に換算して、
- 20代 22~28万円/月
- 30代 25~31万円/月
- 40代 29~35万円/月
という具合で年齢によって月収はあがっていく傾向です。
一人親方として独立した場合はもう少し高く、年齢に関係なく年収で450万円~650万円の間となるでしょう。
左官は目に見える装飾を扱う職業ですので、技術力などによっては年収はもっと高くなる可能性は十分にありえます。
左官工事業の一人親方が取得すると有利な資格
左官の資格として代表的なものは国家資格があり
の2つがあります。
左官の一人親方として生きていくのに、この資格が必要ではありません。
しかし左官は技能で仕事していますので、一定の技術を持っているという証明のために持っている人も多いです。
左官技能士の受験資格
左官技能士の受験資格は
です。
その他の学歴などはなく、実務経験だけあればだれでも受けられる試験となっています。
試験内容は、学科試験と実技試験が行われます。
左官工事業で一人親方として働くメリット
左官は建設業の中で特別年収が高い職業ではありません。ですからお金のために働くのであれば他の職種を選んだ方がいいでしょう。
左官として働くメリットは自分の技術をあげていくことにあります。
そして非常に技術が必要な仕事のため、新規参入もしにくい職業です。塗り壁の市場は一時かなり減少しましたが、現在は健康思考のため、珪藻土の壁などが見直されており、左官としての仕事が多くなってきています。
そのためこれから左官としての仕事はなくならない。それどころか増えていくでしょう。
左官工事業はこれからもとても忙しい
左官の仕事が増える理由は、IR事業や健康志向の高まりなどにあります。
いわゆるカジノ法案が可決されたことにより、各地にIR施設ができます。これと同時にその周りには働く人の街ができ、その内装を行うためには左官は必要不可欠です。
その内装はもちろん壁紙で終わらせることも多いかもしれませんが、カジノはインバウンド相手の商売。純日本の部屋などがもてはやされるはずで、左官の仕事が必要です。
そしてその他にも、人口減少の日本では住宅があまり始めます。そうなった時に、新築は減りますが、リフォームは増えていく流れになり、そこで塗り壁が見直されています。
新築と違い内装にお金をかけられる分、少しん贅沢として扱われることも多くなり、単価が上がっていく可能性も考えられます。
組織化して元請になれば年収1000万円も超えられる
もしすでにあなたの技術が熟練の域に達しているのなら、これから先は年収をあげるためには弟子を育てていくのがいいでしょう。
組織化してあなたの顔で仕事を獲れば、一人親方に比べて収入はもっと増やせます。
もちろん年収1000万円以上も可能でしょう。
左官工事業のデメリット
左官工事業のデメリットは、仕事を身につけるまでの見習いの時間が長いことが挙げられます、
そして見習い期間は極めて給料も低いため稼げません。その分若手が入ってきにくい業種とも言えるでしょう。その分自分の稼ぎは増やしやすいものの、組織化するのは難しいのがデメリットです。
建設業において、年収は決して低くはありませんが高くもないといったところも、デメリットと言えます。
左官工事業の一人親方のまとめ
左官工事業は、技術がものをいう世界です。
自分の技術が飛び抜けるレベルまでいけば指名などにより、多くの仕事をもらえる可能性もあります。そうなれば単価は上がっていきますし、収入も増やせるでしょう。
仕事をする上で資格は必要ありませんが、多くの左官工事業の一人親方が国家資格を取得しているのは、一定の技能を示す必要があるからでしょう。
建設業において決して収入が高い職種ではありませんが、技術が必要なため代わりがきかない大切な存在です。
これからも仕事がなくなる心配はないでしょう。
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