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ICT施工は、平成20年頃から日本政府が掲げた建設の手法です。この手法では、コンピューターを利用して解析を行い、生産性を向上し、安全性を確保しています。しかしながらまだまだ一般的には浸透していません。
実は、ICT施工によって必要となる仕事と必要ではない仕事にわかれることができるため、これは建設業一人親方さんにとっては大きなチャンスとなります。
ICT施工によって変わることは
ということ。
ICT施工によって、かつては高度な技術が必要だった緻密な作業が自動化され、デジタルデータの統合が実施されるようになりました。この他、安全確認など、これまで人間が管理していたタスクの重荷を軽減することができます。
これらの革新的な変更によって、数日かかっていた工事をわずか1日で完了させることができます。このようなことは、建物の建設プロセスにおいて大幅な人件費節約につながるかもしれませんし、それによって単価が上昇する可能性もあります。しかしながら、同じ作業であってもICT施工が必要なくなる場合は、能力があっても収益が減少するかもしれません。
なぜなら施工自体がオペレーターの日ではなく工程を組む能力が必要になってくるわけです。 なぜなら設計段階において機械をどのように動かせるのかを考えて建物の設計をしていきます。 つまり工程を組む能力の中にオペレーターの技術を組み込みデジタルによって自動的に行われるように設計をしていきます。
ですからオペレーター自体の能力に頼らない施工を行うことができます。
もちろんICT施工によってできない工程もあるので能力が全てにおいて入らないおうちでは無いのですが、かなり重要な作業のみオペレーターが行うと言う流れになっていくでしょう。
つまりICT施工によって時代は大きく変わるわけです。
ICT施工は、残念ながらまだ広まっていません。建設業界で働く人々が、ICT施工の導入に消極的なのが主な理由です。
なぜなら、コンピューターに仕事を奪われるのではないかと心配する人がいたり、コンピューターにあまり詳しくない人が多いため、簡単に否定してしまう人もいます。
また、ICT施工を導入するには高額な予算が必要であり、技術を習得する必要もあるため、導入をためらう企業も多いでしょう。
しかし、実は若い一人親方にとっては大きなチャンスです。時代の流れが変わると、地位が一気に変わることがあるためです。
ICT施工を導入した企業には仕事が集まることが間違いありません。それに、ICT施工を動かすことができるスーパー一人親方さんがいた場合、一気に仕事が舞い込んでくるでしょう。たった1日で5日分の仕事をこなすことができるのですから。
なぜ国がICT施工を進めるのか不安に思われる方もいるかもしれませんね。その理由をご紹介いたします。
実は、国がICT施工を進める理由は、デフレと人口減少が原因だからです。建設業は国家戦略の一つと位置づけられ、建物は社会インフラであり、人々が安心して生活するために必要不可欠なものです。
しかしながら、日本は今後人口減少とともに働き手不足、建設物需要の減少、さらにはアイアンショックやウッドショックによる材料の高騰という課題が待ち受けています。これにより、国内での材料調達は難しくなります。ICT施工を進めることで、より効率的な建設を行うことができ、国としても質の高い建物の提供が可能になるのです。
どういうことかというと、新築一戸建ては、材料の値段が上がると2000万円の住宅も3000万円や4000万円に高騰することもあります。このような状況は、物価が上がらない日本人にとってはとても贅沢なものとなるかもしれません。しかし、限られた資源でどう生き残るのか考えると、建設業の効率化は必須と言えます。少ない労力で建物を建て、インフラを充実させるためには、ICT施工が必須です。これにより、人口減少にも対応しつつ、国力を向上させることができます。
現場のお偉いさん達がICT施工に反対しているかもしれませんが、国が推し進めるICT施工は必要不可欠です。今後の世界では、ICT施工に適応できたものが勝利し、古い方法に固執したものが負けてしまうでしょう。もし大きな仕事をしたいと思っている一人親方がいる場合は、新しい波に乗ることをお勧めします。
ICT建設には、高い収入を得ることができるというメリットがあります。また、人手不足に備えることができるのも魅力の1つです。最近の統計によると、日本の賃金はバブル期以降30年以上上がっていないため、将来的にはインフレーションが必然的に起こる可能性が高く、こうした状況にすさまじく備える必要があります。
例えば、子供の頃食べていたクッキーやパンが小さくなったと感じている人も多いでしょう。実際には、物価は世界的に上昇している傾向にありますが、日本の賃金が上がりにくいことによって、相対的に日本の物価が上がってしまったという側面があるのです。企業にとって利益を上げることが困難になったため、最新の技術と労働力を取り入れ、ICT建設に力を入れることが重要だと言えます。
建設業において、ICT施工をすることでどうして給料が上がるのかを説明いたします。その理由は、労働生産性が大幅に向上するからです。
たとえば、100人が必要だった作業が、ICT施工を導入することで50人で行えるようになった場合、1人当たりの利益は2倍になります。このような利益率の改善に基づき、給料は2倍になるわけではありませんが、1.5倍程度に向上する可能性が十分にあります。建設業界ではこれまでに利益の出しようが限られていて、給料の増加も難しいと思われがちですが、ICT施工によってこのようなことも実現できるのです。したがって、ICT施工にはこのようなメリットもあるのです。
最近話題になっているAI化ですが、YouTubeなどでAIに奪われる仕事もあると言われています。また、ICT施工でもAIに奪われる仕事が増えることが予測されます。技術は常に進歩していきますし、大手ゼネコンもAI導入に向けて進んでいるわけですが、その理由は人件費を抑えられるからです。
しかし建設業においては、現場で働く人材不足が深刻化しています。ICT施工は、団塊ジュニア世代が抜けた後の穴埋めとしても期待されています。ですので、自分にとってできることとできないことを見極め、自らにしかできないことを極めることで、仕事を奪われることを心配する必要はありません。年齢を重ねて、学ぶ気持ちを持たない人は、仕事を奪われる前に転職することもできますし、学ぶ姿勢を持ち続けることで、時代の流れに合わせて自分自身をアップグレードできます。
結局のところ、ICT施工がどんどん進歩すれば、作業プロセスが効率化され、仕事が楽になります。そのため、ICT施工の進歩は、あなたが稼ぎやすくなるチャンスでもあるのです。
ICT施工はデメリットや、リスクについて語られることが多いですが、建設業の一人親方にとってはメリットでしかありません。しっかりと時代の流れの変化に乗れば、どんどん収入をあげていくことも出来ます。
ぜひ取り入れていってください。
ご希望のエリア、金額等をフォームから入力して申し込みしてください。当団体と契約のある全国の企業様からご連絡がいきます。もちろん無料です。
名称
北日本労災一人親方部会
理事長
中村 翔
認可
厚生労働大臣青森労働局承認
厚生労働大臣福島労働局承認
加入員資格
北海道・青森県・岩手県・秋田県・福島県・山形県・新潟県・宮城県にお住まいの建設工事に従事する一人親方とその家族従事者
所在地
〒038-3163 青森県つがる市木造字中館湯浅44
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