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1人親方の労災保険に加入する際に、 後払いができる団体も存在します。
ただ後払いを選べばその分金利も増えますし、経営上のリスクも増えることとなります。
後払いにするためには、信販会社との契約が必要になり審査も必要になってきます。 今日は後払いのリスクについてお話ししたいと思います。
保険料の後払いをする場合、基本的に団体が後払いをしてくれるのではなく、信販会社が肩代わりをしてくれてそこに利子をつけてあなたに請求すると言う形になります。カードローンや消費者金融と同じような形態で料金の支払いを先延ばしにすると言う方法です。
つまり純粋な借金だと言うことです。
自動車ローン等と比べてもかなり金利が高く年利で10%を超えるものがほとんど。 金利を払う必要があります。
現場の生活を維持することができてない状態でさらに分割した手数料を払う、しかもそれに金利が上乗せされる。つまりいつかは払えなくなってしまう可能性が高い。
後払いの支払いが遅れたとすれば、信用情報が傷つくことになります。いわゆるブラックリストに載ると言うやつですね。
ブラックリストに乗ったとしたら、クレジットカードはもちろん住宅ローンを組むこともできなくなるし、自動車ローンを組むこともできなくなります。
会社で必要な資材を購入することもできなくなる可能性もあります。
もちろん後払いをしてしっかりと毎月支払っていけば問題は無いのですが、支払いが遅れればこういったリスクがあると言うのは知っておいた方が良いでしょう。
もし後払いを希望し通ったのであれば必ず支払いを履行すること。これは覚えておいてください。
このほかにも後払いを怠った場合に、落ちるリスクがあるので紹介しておきましょう。
などのリスクがあります。
携帯電話の 分割払いは、信販会社との契約によって可能になっておりますので、分割払いができなくなる可能性はあるでしょう。
そして賃貸の契約に関しても、信用情報を見ている会社があるので、その場合は契約ができない可能性が十分にあります。
そして最後にご家庭によっては結婚する際に結婚相手の信用情報を調べる方もいらっしゃいます。 信用情報は何かしらの方法で手に入れることができるそうで、場合によっては以前信用情報が傷ついてと言う事だけで結婚が破棄になる可能性もあるでしょう。
こういったリスクが後払いには存在します。
公的な特別加入労災保険とは言え、保険という性質上、保険料を払い込んで保険開始が大前提です。ですから、もし後払いを実施すると、誰かが保険料を一時的に立て替えて国に納入する必要があります。
信販系の金融会社が後払い加入希望の一人親方様の個人信用情報を審査してOKが出たら可能となる仕組みです。
1人親方は個人事業主で仕事が安定しなく、収入も安定していないので信販会社の審査が通りにくい状況です。 ですから後払い可能な特別加入の団体があったとしても、後払いができない可能性は大いにあり得ます。
一人親方労災保険の後払いは、極力やめた方がいい。
しかし現場で労災保険が必要になり、どうしても急ぎで労災保険に入らないといけない場合もあるでしょう。 そのタイミングで仕入れ等の関係で現金を用意できないと言う場合も十分にあり得ると思います。
そういった場合に労災保険に加入するためにはどうすればいいのか手段を2つご紹介します。
まず1つ目の方法が元請けに立て替えてもらうと言う方法です。 本来労災保険の加入するための費用は、 法定福利費と言って元請けが支払うお金なのです。
ですからその法定福利費を先に立て替えて支払ってもらうと言う方法があります。
もちろんその場合でも本来は1人親方が先に払って、それを請求すると言う形になるので順番は逆になってしまいます。 ですからしっかりとイレギュラーなことだと 念頭に置いた上で、元請けに現状を伝え、協力をお願いするのは一つの方法です。
1人親方部会においてもそういった相談者が多いことは確かです。 下請けのあなたに労災保険に入ってもらわなければ、仕事が進まない。ですから元請けにとってもあなたに労災保険に入ってもらわなければ困るわけです。 ですから真摯に受け止め相談し、立替をお願いするのは1つの方法です。
もう一つの方法が、労災保険の特別加入するための加入団体に相談すると言う方法です。
加入団体においては労災保険の加入方法がたくさん用意されていて、分割払いや年払いなど様々な方法で労災保険に加入することができます。
場合によっては、1ヵ月目の支払いを少なくして後半の支払いを少し多くするといったテクニックで加入することもできるでしょう。
もちろん断られる場合もありますが、一人親方部会に相談することで解決する可能性もありますので、ぜひ相談してみてください。
こんなとき、ネットで検索したら「後払い可能」な労災保険団体を見つけて申込をしたくなる気持ちは理解できますが、ここにも落とし穴がありますので紹介しましょう。
今日、すぐ加入して労災保険番号が欲しいのに、後払いの場合は金融会社の審査があります。つまりこの審査に通らないと後払い出来ないのですが、審査が終わるまで手続きが出来ません。
すぐに労災保険に入りたい、今日中に労災の番号が欲しいという人には向かない方法です。
当然のことですが、過去にクレジットカードを延滞した人や現在も延滞している人、各種のローンを踏み倒した人は個人信用情報に事故情報つまりブラックリストに記録が載っている人は利用できません。このような人に後払いを認めてしまうと、金融会社が損失をかぶるからです。
一人親方の労災保険の後払いは、さまざまなリスクがあります。
そのリスクを背負うより、身近な人に相談してみると解決する場合もあるでしょう。元請けや加入団体、そして友人などに借りる。他にも一人親方の友人であれば状況をわかってくれてお金を貸してくれるのかもしれません。
信販会社の後払いを利用する前に行うことがありそうです。
ご希望のエリア、金額等をフォームから入力して申し込みしてください。当団体と契約のある全国の企業様からご連絡がいきます。もちろん無料です。
名称
北日本労災一人親方部会
理事長
中村 翔
認可
厚生労働大臣青森労働局承認
厚生労働大臣福島労働局承認
加入員資格
北海道・青森県・岩手県・秋田県・福島県・山形県・新潟県・宮城県にお住まいの建設工事に従事する一人親方とその家族従事者
所在地
〒038-3163 青森県つがる市木造字中館湯浅44
≪札幌支部≫
〒060-0061 北海道札幌市中央区南1条西16丁目1番地323 春野ビル3F
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